プー丸が家に来て7日目に、近所に住む妻の母親(84歳)が、急性膵炎で入院してしまいました。とにかく絶食（ガムも飴も水も一切ダメ）しながら、点滴で膵臓の炎症を抑えなくてはならず、旗の台の病院に緊急入院しました。幸い現在は、回復に向かっていますが、妻は、身の回りの世話や、医者との面会などで、病院に行く必要がありました。
その日は土曜日で、子供たちは学校、仕事があり、自分が車を運転して、妻を病院に連れて行くため、家を数時間留守にする必要が出てきました。プー丸は当然連れて行けないし、車で待たせるのもダメ。まだトイレもままならないので、リビングに出しておくことは出来ず、ケージの中で留守番をしてもらうことになりました。
仕方がないことですが、プー丸の長時間の留守番は初めてなので、ちょっとばかり心配です。
そこで、考えたのは、三男の、今は使わなくなった旧型のipodと、無料アプリを使って、簡易的な「見守りカメラ」として使おうと考えました。ネットで検索すると、たくさん出てきます。一番簡単そうに見えた「あんしんカメラ」という無料アプリをipodにインストールして、iPhoneから指定されたURLにログインしてiPodで撮った画像を観る。と、いうシンプルなもの。ネットの評判も上々。よし、これだ！ということで早速インストールして試してみました。
ところが、、、
画像が見れない、、、
何度やってもダメ。おいおい、Dogwoodは、一応IT関連企業の社員なんだぜ。だめだこりゃ。あー時間無い、、、。
あきらめて、アンインストールして、今度は別の「Manything」という無料アプリを入れてみました。これは、英語版でしたが、そこは外資系勤めのDogwood、軽々と（いや、実は何とか、、汗）クリアしました。そしてiPodの録画ボタンをポチっ。
すると、iPhoneで開いたアプリに、iPodで撮ったリビングの映像が、キター！! 結構クリアに写ってます。これは安心！
これなら外にいても、ケージを映した画像を、携帯やパソコンで見ることができます。しかも鳴き声まで聴こえます。
妻と家を出て、旗の台の病院に着き、エレベータに乗ったところで、突然携帯からプー丸の「ワンワン！」の声が。周りの人は皆ビックリ（呼び出し音に聞えたかも）。
誰かが家の玄関のピンポンを押したようです。（鳴き声は、携帯の音をOFFにしても聞こえます。）すごいなあ、コレ。
グラフ表示で、吠えた時間もわかるようになっていて、後で調べたら、クリーニング屋さんが、玄関のベルを押した時間でした。これは便利だ。
でも携帯の電池が、結構早く減るところが、好き嫌いが分かれる所かもしれません。
病室で、義母に携帯の映像を見せてあげたら、「あらー、カワイイねえ」と、とても喜んでいました。そのうち三男が、学校から帰ってきて、リビングでカメラに映ると、ちょっとしたテレビ電話状態に（向こうからの一方通行ですが）なりました。三男に、プー丸をもっと近くで映すよう、妻の携帯で伝えると、もっと近くで画像が観れました。
市販の高価なものだと、外から飼い主が話しかけることも出来るのだそう。ペットが鳴いたら「お~っ、よしよし」って、声をかけることも可能なのだそう。うーん、そこまではちょっとねえ、、、。
こういうのが、子供が赤ん坊の時にあったら便利だったのになあ、、とも思いましたが、逆に機械に頼り過ぎて、放置クセがついて、事故が起こりかねませんね。このような見守りカメラ、監視カメラの需要は結構あるようで、赤ちゃんやペットだけでなく、介護、防犯用のものも、たくさん発売されているようです。便利な時代ですね。反面、セキュリティが甘いものもあって、誤ると全世界に個人映像が流出してしまう恐れもあるとか。まあ、一長一短なんでしょう。
今年2月3日の本門寺の節分の日に、本門寺のライブカメラの映像を紹介したことがありました。これも、ネットワークカメラと呼べるもので、旅行先の混雑具合や、お天気の確認など、色んな用途に応用できそうです。
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