Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

天皇陛下のメッセージと、軽井沢での静養について思うこと、、

先日の天皇陛下の生前退位への「お気持ち」メッセージを拝見しました。現在の天皇・皇后両陛下は、Dogwoodの両親とほぼ同年齢です。うちのの両親は、とっくの昔に引退して、世田谷で隠居生活をしております。

それを思うと、被災地へのご訪問、大臣、大使任命式、公式晩餐会、な記念式典など、80歳を超えたお身体には、相当負担がかかるのは当然だと思います。いくら憲法皇室典範に、(生前退位を想定した)記載が無いからと言って、これ以上先延ばしにするのは、如何なものかと思います。解決しなくてはならない問題はたくさんあるのはわかりますが、今回のメッセージの最後の方のお言葉に、社会や国民に与える影響を懸念されているお気持ちが、強く表れていました。

メッセージ後半抜粋

「(略)天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。

更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ二ヶ月にわたって続き、その後喪儀(そうぎ)に関連する行事が、一年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。(略)国民の理解を得られることを、切に願っています。」

畏れ多くも、Dogwoodは国民の一人として、「お気持ち」を理解したつもりでおります。 

話は変わりますが、天皇・皇后両陛下は、夏に良く軽井沢を訪れていますが、昔は千ヶ滝の田崎美術館の近くに秘密の(?)静養先があったと聞きました。当然、セキュリティの都合からか、葉山や那須のように正式に公開されていません。追分の方にも、そのような静養先があるという噂でしたが、以前偶然立ち寄った先のペンションのオーナーさんが、数年前に天皇皇后両陛下が、朝の散歩の途中に、突然お立ち寄りになられ、庭先でしばらくお話をされていった」話をお聞きしました。そのペンションの隣の森は、看板も何もない高い金網で囲われていて、外からは奥に何があるか見えませんでした。ですが、良く目を凝らすと、木々の奥の方に、うっすらと(ご休憩用の?)テーブルとイスが見えたので、恐らくこの奥に静養先があるのではと思いました。もちろん地図には何も書かれていませんでした。

 

この近くには、Dogwoodが軽井沢好きになるキッカケになった、千ヶ滝の保養所や、2014年に30代の女性が設立した全寮制のインターナショナルスクール(ISAK)があったり、その少し先には、昭和天皇が訪問された時の御巡幸記念碑もあります。軽井沢には、観光地だけではない魅力、歴史やロマン、はたまた勝手な縁を感じる場所だとDogwoodは思っております。

 

軽井沢好きのキッカになった、千ヶ滝の保養所がドラマロケ地に。

ISAKの理事長夫妻が、偶然隣に座ったり、

天皇皇后両陛下が、この近くで静養されたとか。

(このペンションではありません、念のため)