先月の終わりに、池上会館とその周辺で、池上祭という町のお祭りがあり、大勢の人で賑わったことは、ここでもお伝えしました。その時に、昔の池上の写真を展示していた部屋があって、そこで頂いた配布資料が、地元愛を感じる素晴らしいものでした。自分が今住んでいる場所が、その昔何があって、どんなところだったのかを知ることは、とても興味深いことです。知らない場所よりもイメージが湧きますしね。緑色の紙の表裏に印刷された数ページの資料には、様々な池上周辺の昔の思い出や、様子が書かれていて、昭和7年頃のDogwood家の近所の見取り図もありました。うちの子供達全員が通った、めぐみ教会と幼稚園が、その昔は曙楼という大きな料亭だったことが、配布資料と、めぐみ坂下の銘板にも書いてありました。昔は大森海岸から、人力車で文士と芸者をここまで運んでいたそうな。今の雰囲気からは、想像がつきません。そういえば、何年か前、「全力坂」という深夜の番組で、この坂を女性タレントさんが走ってましたっけ。めぐみ教会の向かいには、山本屋敷という、テニスコートが2面もある庭があったそうです。写真の展示も、イメージが直接伝わって良いのですが、このように先住の方が書いた手作りの資料も、想像力を掻き立てる素晴らしいものだと改めて思いました。
池上本門寺や、周辺の昔の写真集を持っているので、そちらはまた今度紹介しようと思います。
池上祭の配布資料より(一部)
めぐみ坂の下にある説明書き。
その昔は、あけぼの坂とも言われていたそうです。
めぐみ教会&幼稚園 ここに曙楼があったそうです。
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