Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

日蓮大聖人説法像(旧星亨像)の話

池上本門寺の96段ある石段を登りきって、すぐを右に鋭角に 曲がった所に、巨大な「日蓮大聖人説法像」が、デデーン!とお迎え。これは、昭和58年に作られたもので、それほど古いものではありません。Dogwoodが気になったのは、この大きなアルミ製の説法像ではなく、元々ここにあった銅像、明治の政治家、星亨(ほしとおる)の方でありまして。星亨先生とは、どのような人物なのか、ヤホーで調べてみました(ナイツか!)。恥ずかしながら、池上に来て20年以上、全く存じ上げませんでした。

 

WIKIを要約すると「江戸の左官職人の息子だった星先生は、猛勉強してイギリス留学後、日本で最初の弁護士となる。板垣退助、大隈重信、伊藤博文らと同じ時代に、政治家、衆議院議長、大臣等の役職を歴任した、豪腕政治家であったが、後年は国政や東京市会を牛耳る、フィクサーとも非難され、51歳で1901年に剣術家の伊庭想太郎により暗殺される」という紆余曲折の人生。

 今の時代で言うと、田中角栄元首相とか、または都議会のドンこと、内田茂のようなネガティヴなイメージと重なるのかなぁ。しかし他の資料によると、私生活は慎ましく、実直だったとか。遺産も、1万円余りの借財だけだったそう。当時は、文春砲のような情報力もネットも無い時代。何が本当で、何が嘘かなんて、分からないものです。

 

残念ながら、星亨先生の銅像は、戦時中の金属供出によって、無くなってしまったのだそう。下の台座だけは当時のものだそうです。お墓は近くにあるそうなので、今度行ってみようと思います。

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 今から10年前。次男と三男が像の前で説法像の真似をしてるところ。それにしてもデカイな!台座が、、、

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