ボクシング大好きなDogwoodとしては、日本のボクシング界は、プロもアマも、もっともっと盛り上がってほしい所です。日本のボクシングが輝いていた70年代は、世界タイトルマッチは15ラウンドで、メインは1試合、ゴールデンタイムの放送。入場から国歌斉唱、コミッショナー宣言、選手紹介まで、じっくりと緊張感を盛り上げて放送していました。今のような、ダブルタイトルマッチ、トリプルタイトルマッチなんてありえない時代でした。
最近でこそ日本人選手は、世界戦で高い勝率を上げていますが、80年代には、世界戦16連敗なんていうことも記憶しています。それだけ世界との力の差が大きい時代でした。階級も団体も今より少なかったし、特にアウエー、海外での日本人選手の世界戦の勝率は本当に低かった。
昔は、ガッツ石松のヨネクラボクシングジム、具志堅用高の協栄ジム、輪島功一の三迫ジム、大場政夫の帝拳ジムなどが、世界王者を多く輩出したボクシングジムで有名だったけれど、最近は、五反田駅そばにある「ワタナベボクシングジム」が元気で、勢いを感じます。
池上の隣、千鳥町が生んだWBA世界ライトフライ級王者の田口良一選手も、このワタナベジムの所属。池上会館の入り口にも、松原区長と並んで写っている田口選手の写真がありました。大田区名誉区民になったそうです。おめでとうございます!右下の写真の左端が渡辺会長ですね。
他にもKOダイナマイトの内山高志、アメリカで亀田興毅に完勝した河野公平(ともに元世界王者)も、ワタナベジムの所属。
ワタナベジムの何がスゴイかというと、マッチメークが素晴らしい。普通、ホープの選手には、「かませ」をあてたり、強豪同士の対戦を避ける傾向があるけれど、田口選手が日本王者時代に、モンスター王者の井上尚也選手の挑戦を受けたり、河野公平対亀田興毅戦をアメリカで実現させたり。ボクシングファンが「このカードは見たい!」というマッチメークを組んでくれるところがうれしいです。この勢いで、これからも多くのチャンピオンを輩出してほしいと思います。個人的には、木村隼人選手に注目しています。
しかし最近の読売は、ボクシング関係の記事が目立ってますね。
こちらは、読売新聞の夕刊に出ていた、WBCバンタム級王者の山中慎介の世界戦の番宣。力の入れようがわかります。ボクシング好きの記者がいるのかな?いい傾向です。
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