近所を散歩していると、よく町の掲示板に貼られたイベント情報を目にします。そこで前から気になっていたのが「NPO・区民活動フォーラム」。地域のために、様々な活動をしている団体による展示、体験ワークショップのイベント。
主催は大田区役所、大田区地域力推進課。NPOというと、Nonprofit Organization、つまり非営利で社会貢献活動や慈善事業を行う団体の事くらいは知っていましたが、「NPO法人」となると、さらにガチでやってる意識高い系集団？の先入観があって、実態や活動内容は良く理解していませんでした。一言でいうと、この手の活動に関わったことは一度もありませんでした。
私Dogwoodも、そろそろ第2の人生を考えなくてはならない年齢、毎日往復に3時間以上かけて、朝から晩まで会社であくせく働く生き方をいい加減見直して、何か地域で出来ることはないものかと、モヤモヤした思いがあったのも事実。
そんな時に、このイベントを知ったというわけです。もちろん日々の生活や、養う家族もあるので、今の仕事をすぐに辞めることは考えていませんが、昨年会社を退職した人と話した時に「会社を辞めてから近所を歩いてるとさ、すれ違う人が全然知らない人ばかりで愕然としちゃったよ！」なんて真顔で言うもんだから、これは人ごとではないな〜とも思った次第でして。
ということで、28日の日曜日のお昼過ぎ、蒲田東口から徒歩3分、大田区役所の隣にある「消費者生活センター」へ行ってきました。
きっかけ作りも大事ですからね。せっかくの機会を逃すのはもったいない。
あいにくの曇り空、大田区役所前の温度表示は2.4℃！ それでも、会場の1階と2階は多くの人たちの熱気であふれていました。
入り口でもらったパンフレットを見ると、50近い団体が、各部屋やブースで活動紹介やデモンストレーションをしていて、さながら「大人の学園祭」といった雰囲気。模擬店や、子供向けのイベントもたくさん用意されていて、殺陣のパフォーマンスを食い入るように見ていました。
そんな中でDogwoodの興味を引いたのは、近くを流れる呑川の生き物や周囲の緑を調査している「呑川の会」の展示ブース。
一時話題になった呑川のカワセミの写真を眺めていたら、担当の方がいろいろと呑川の歴史や活動の話を聞かせてくれました。
カワセミは巣立ってしまうと同じ巣には戻ってこないのだとか。どうりで見かけないワケですね。
頂いたチラシも素晴らしい出来。
唐突ですが地図子さんのブログ「地図子、呑川を歩く」シリーズを読んでから呑川沿いを歩くと、さらに親しみと興味が湧くと思います。
お許しを得て、言及させて頂きました。
短い時間でしたが、いろいろ回って直接話を聞いたり、パンフレットをもらったり、今後の参考になった1日でした。あと、知ったのが「オーちゃんネット」という区民活動情報サイトの存在。自治会、町会、ＮＰＯ、ボランティア団体などの情報が詳しく載っているサイトがあるのを初めて知りました。「オーちゃんネット」で検索してみてください。
こちらも参考にさせてもらって、焦らず急がず、自分の出来る範囲で続けられそうな地域活動を探してみようと思います。
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