Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

記憶に残る世界タイトルマッチ!

昨日のボクシング、山中慎介選手のTKO負けは、結果以上に試合前から何とも残念でした。計量で2キロ以上もオーバーした相手のネリ選手、例え減量が成功しても山中に勝てる位の実力者なんだろうけれども、あれはプロとして失格。(王座を剥奪されても)「無敗を守れて良かった」なんてコメントも最低、もう絶対に階級上げる為の確信犯。あの体重差で試合をやらせるのも、アンフェアと言うより、危険極まりない行為。もし事故でもあったら、もうボクシングでは無いですからね。試合は中止して欲しかった。

と言う事で、引き続きボクシングの話題です。

先日、机の中を整理していたら、奥の方からこんな半券が出てきました。2008年7月30日の世界フライ級ダブル世界タイトル戦。この試合、会社を休んで会場に観に行ったんだっけ、懐かしい。しかし、内藤推しの強いチケットだ(笑)。イジメられっ子が、世界王者に上り詰めたことで話題になり、テレビドラマ化もされて、当時世間では時の人。会場には、岸本加世子、亀田兄弟、くりぃむしちゅー上田ら有名人がリングサイドにズラリと座っていて、代々木第一体育館は、ほぼ満員の入りだったのを思い出しました。

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折角の世界戦、前座の第1試合から観ようと、お昼過ぎに当日券を求めて会場へ。実は、この日のお目当ては、内藤大助でも坂田健史でも無く、挑戦者の清水智信選手。理由は、Dogwoodが30年以上前に2年間通った下北沢の金子ジムの所属で、実家の近くにある東京農大ボクシング部の出身。農大で昔良く遊んだっけ。周りは内藤ファン一色でしたが、思い出のある金子ジムから、初の世界王者が誕生する瞬間を見届けようと、清水選手の応援に行ったのです。

 

試合の方は、アマチュア出身の清水が足を使い、内藤の前進をかわしながらカウンターを当てる展開。後半まで、やや清水がリード。これは内藤推しのTBSは、アテが外れたなあと思い始めた第10ラウンド開始早々、内藤の1発で清水がダウン。もの凄い歓声!悔しそうにキャンバスを叩く姿が見えたので、まだまだ大丈夫だと思ったのですが、意外にダメージは深く、内藤のラッシュに2度目のダウン、立ち上がったものの、そのままレフリーストップ。結果は残念でしたが、あと一歩まで王者内藤を追い詰めた好試合でした。

内藤大助 vs 清水智信 でYoutubeで検索してみてください。沢山出て来ます)

 

実はこの時、前座の試合で「この選手は絶対伸びる!」と感じた逸材がいまして。当時、横浜さくらジム所属の木村隼人というフライ級の選手。外国人選手を相手にもの凄いKO勝ちを収め、相手選手が担架で運ばれるのを見て以来、試合のたびに注目してきました。

その後の木村選手は主に海外で勝ち負けを繰り返し、数年前に統一世界王者、田口良一選手と同じワタナベジムに移籍。昨年、日本タイトル挑戦したものの判定負け。それでも、チャンピオンを目指して頑張っている姿を見ると、いつかきっと夢を叶えて欲しい、いや絶対に叶うと信じるDogwoodです。

 

内藤大助に敗れた清水智信選手も、その後世界王者になるも、初防衛に失敗して引退。現在は、地元の福井県県議会議員さんなのだとか。

 

プロボクサーという職業は、過酷で危険な割には、生活が保証されている訳では無いし、栄光と挫折も紙一重。同じ体重、同じ条件、厳しいルールの中で戦うからこそ、勝っても負けても人生いろいろなワケで、、、まるでブルースのようだ。

 

昔の写真を探してみると、、、ありました!

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 前座は、もうこんな入りで始まります。

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 それでも、リングは眩しい世界なんだなあ、、

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 メインイベント!内藤の入場曲は、CCBの「ロマンティックが止まらない」(笑)

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 このワクワク感が堪りません!

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 しかし、リングは遠かった、、、

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 これは試合後かな?この後、亀田長男がリングに上がって来て、凄いブーイングだったっけ。あと覚えてるのが、周りがやたらと匂うので、ふと横を見たら小さな子供連れの親が、2人揃ってティッシュに含ませたシンナー!を吸ってたという、、なんともやれやれな光景が。

オイオイ、この親大丈夫かぁ〜って思いました。

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